ようやく冷温水発生装置で感知した温湿度を中央監視盤に信号を送れるようになったので、向井チーム・酒井チームに来てもらいました。
2日間の作業で中央制御盤で外気の温度・館内の温度を確認できるようになりました。
施設の方にヒアリングをし、冷水使用時(夏期および中間期)の設定(自動運転)を行いました。
夏期の自動運転
1)特殊サーキュレーターの基本運転時間設定と室内温湿度による停止制御設定
2)ファンコイルの室内温湿度感知による自動運転
3)ナイトパージ設定(外気温湿度・室内温湿度感知をして朝方に外気導入を行い冷房開始時間を遅らせる設定)
4)冷温水発生装置の圧送速度制御と本体オンオフの設定
5)浴室前にある加湿装置の手動運転設定(ミスト冷房)
冷房の設定温度は現状より多少上げて26℃設定にしました。多分28℃設定にしても涼しさを体感できるとは思いますが、これは段階的に進めていきたいと思います。冷房の設定温度を1℃上げると、消費エネルギーを13%削減できるので、伸び代を残しておくことにしました。
省エネと快適性を同時に実現するためには、施設で働く人に理解してもらうことが大事です。設定は徐々に進めます。
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